<ダイエット薬>無許可所持の社長逮捕 警視庁
中国製のダイエット薬を無許可で大量に所持していたとして、警視庁組織犯罪対策1課が、中国籍の出版会社「華聲(かせい)社」社長、許鶴鳴容疑者(58)=東京都杉並区梅里=を薬事法違反(医薬品の販売目的貯蔵)容疑で逮捕していたことが分かった。ダイエット薬には健康被害が報告されている未承認医薬品の成分が含まれていた。05年以降、延べ約4700人に販売して約4500万円を売り上げたとみられ、同法違反(無許可販売)容疑でも調べる。
調べでは、許容疑者は6月30日、杉並区の自宅兼事務所で、医薬品の販売許可がないのに、中国製のダイエット薬や避妊薬など計1436錠を隠し持っていた疑い。「違法であることは知っていたが、薬品販売が一番お金になった」と供述しているという。
許容疑者は、中国の家族を通じてダイエット薬を入手。在日中国人らに4?5倍の価格で売りさばいていたとみられる。その際「植物などの成分が入っており、おなかや太ももが美しくやせる」とPRしていたが、警視庁科学捜査研究所の鑑定の結果、健康被害の報告がある医薬品「シブトラミン」の成分が含まれていることが判明した。
シブトラミンは米国などで承認されている肥満症治療薬。口の渇きや血圧上昇などの副作用もあり、国内では承認されていない。
厚生労働省などによると、この中国製ダイエット薬についての副作用報告はないが、02年以降、シブトラミンの成分を含んだ中国製のダイエット用健康食品を使用した350人に、肝機能や甲状腺障害などの健康被害が出ているという。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080903-00000051-mai-soci
