「化粧・美×脳科学」研究 社会性高めるメイクの習慣
【当世デジカメコラム】「化粧・美×脳科学」研究 社会性高めるメイクの習慣
女性にとってお化粧は、洗顔・歯磨き同様の朝の習慣。何気なく鏡に向かっているようで、実は脳の働きと密接につながっている…。カネボウ化粧品が脳科学者・茂木健一郎さん(45)との1年あまりの共同研究成果を発表する「化粧・美×脳科学」プロジェクト記者会見で、興味深い研究結果が報告された。
自分や他人の顔を見たとき、無意識下でさまざまな認知を行っている脳の活動に、化粧がどんな作用をもたらすのかを探り、「化粧の本質」に迫る試み。成果の土台となったのは、20?30代前半の女性17人を被験者にした実験である。
「自分の素顔」「自分の化粧顔」「他人の顔」など4種の画像を見てもらったときの脳の変化を磁気共鳴画像装置(fMRI)で測定した。その結果、自分の化粧顔を見ているときの脳の活動は他人の顔を見ているときに近いことや、自分の素顔を見ているときに脳内に快楽物質、ドーパミンが放出されることなどが判明。そのうえで同社は、「女性(の脳)は、自分の化粧顔を社会的なものとしてとらえている一方、自分の素顔は『より自分らしい』と認識している。化粧は女性が社会的な顔をつくり、積極的に他人とかかわる手助けをする、橋渡し的な役割を担っている」と結論づけた。
化粧顔=パブリック、素顔=プライベート。2つの顔を使いわけている自覚はあったが、脳科学的に裏付けられると妙に納得する。茂木さんは、「美は社会へのパスポート。(化粧とは)鏡を見て自分の顔を客観化し、自己を社会的に提示する手段でもある。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000079-san-soci
